水中写真

2017年10月15日 (日)

2017年10月12日の串本 アカメハゼ・ガラスハゼ・セボシウミタケハゼ

10月12日、近畿中部に停滞する前線の南側に位置する串本は朝からよく晴れ、気温は高く風も穏やか。夏に戻ったようなダイビング日和。午前中に2本潜ってきました。

1本目 備前~住崎 晴れ 気温24.1℃ 南東の風1m 水温25℃ 透視度15m 凪

1本目は7時半出港。目覚ましをかけ、なんとか起きてダイビングサービスに滑り込み。アンカリングは住崎の予定でしたが、備前からエントリー。まずは砂地に出てヒレナガネジリンボウとホタテツノハゼにトライするも警戒心が強く、共生するコトブキテッポウエビが出てこず、無減圧時間が残り少なくなり、1度もレリーズできないまま撤収。浅場に移動し、最近話題のガラスハゼと同居するアカメハゼ。

このアカメハゼ。10個体以上のガラスハゼが住むアカヤギに流れ着いた1個体。常にアカヤギに乗るガラスハゼに対し、活発にホバーリングするアカメハゼ。ホバーリングをやめるときは沖縄など本来の生息地ではサンゴの先端にちょこんと乗っかりますが、ここではアカヤギに乗るしかありません。すると、本来の住人であるガラスハゼが追い払いにやってくるので、いかにも居心地が悪そうです。

-20m アカメハゼ
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南のアンカー近くのリュウキュウイソバナの周りにいたアミメハギの幼魚。

-16m アミメハギyg.
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2本目 住崎~備前~住崎 晴れ 気温25.3℃ 南西の風2m 水温25℃ 透視度15m 波高0.3m

2本目も住崎にアンカリング。1本目、十分な時間がとれず手応えがなかったアカメハゼをもう一度撮り直すのと、近くで最近目撃されたというイロカエルアンコウを探そうと、備前に移動。結局、イロカエルアンコウを見つけることはできませんでした。

ガラスハゼとアカメハゼのツーショットですがこれも一瞬。この直後、ガラスハゼがアカメハゼを追い払いました。

-20m アカメハゼ+ガラスハゼ
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アカメハゼ
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セボシウミタケハゼ
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ヤリカタギyg.
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夕方は1時間ほどエギを投げに防波堤に。秋が深まり、いいサイズになってきました。
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2017年10月 4日 (水)

2017年9月24日の串本 タテジマキンチャクダイyg.・ユカタハタyg.・ナンヨウハギyg. 他

9月24日の串本は朝から曇り空でしたが海は穏やか。午前中に2本、潜ってきました。

1本目 グラスワールド くもり 気温24.6℃ 東北東の風2.2m 水温26℃ 透視度15m 波高0.5m

グラスワールドは6月12日以来。エントリー後、混雑を避けて北の根に向かいます。前回見つけていたフチドリハナダイが定着して育っていてくれれば・・・淡い期待もあったんですが、やっぱりいませんでした。どこかで生きていることを祈って。

おなじみの、タテジマキンチャクダイの幼魚。そういえば今年、タテジマキンチャクダイの成魚の個体数が少ない気がします。

-22m タテジマキンチャクダイyg.
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ソフトコーラルの周りに群れるキンギョハナダイ。いいシチュエーションですが、ほとんど流れがないので、群れの向きがバラバラ。

-20m キンギョハナダイ
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-22m クチナシイロウミウシ
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-19m セボシウミタケハゼ
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このあと、最近話題のハナヒゲウツボの幼魚がいるというエリアに行きますが、見つけられず。一度エサをとると数日出てこないこともあるというハナヒゲウツボ。この日は隠れていたようです。

2本目 住崎 くもり 気温24.8℃ 東の風3.2m 水温26℃ 透視度15m 波高0.5m

2本目は住崎の浅い側の常アンカーからエントリー。いつもチェックするソフトコーラルでアオサハギとミナミゴンベ。

-14m アオサハギ
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-16m ミナミゴンベ
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ここから浅場に移動する途中で見つけたユカタハタの幼魚。まだ斑点がなく、キンギョハナダイとそっくり。これを見ると、ハナダイがハタ科であることも納得。とても臆病で、鰭を開いてくれませんでした。

-12m ユカタハタyg

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ユカタハタを撮っているとき、すぐ横で目に入ったニラミギンポ。

-12m ニラミギンポ
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昨年と同じ場所に流れ着いたナンヨウハギの幼魚。

-8m ナンヨウハギyg.
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-8m フタイロコバンハゼ
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アンカー近く、岩の割れ目の奥にいるフリソデエビは、光を回すことができず、見るだけに終わりました。


そして夕方、雲が多く小雨が降り、地上からは太陽が沈む瞬間は見られませんでしたが、南東の上空には光が入って虹が出て息をのむような美しさ。カメラを取りに走る間に虹はほとんど消えてしまい、辛うじて残ったところをスマホで撮ったのがこれ。
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日没からしばらく経って西の空は毒々しいほど深い色に染まりました。

紀伊大島から見る串本大橋
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そろそろ秋のシーズンイン。1時間ほどで4ハイでした。
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2017年9月15日 (金)

2017年9月14日の串本 【1】 台風18号のうねりのなかで

8月下旬からは仕事の忙しさや、ダイビングサービスのお休みなどでタイミングが合わず、およそ半月ぶりとなった串本。この日は宮古島付近にあり、本州を窺う台風18号から届く大きなうねりの影響で、厳しいコンディションになりました。

1本目 住崎 曇り時々晴れ 気温25.3℃ 北の風2m 水温26℃~27℃ 透視度2m~5m 波高1m(うねり大) 大きな底揺れあり

遠い台風からの周期の長いうねりなので、ボートの航行やエントリーは問題なし。しかし、水底近くでは巻き上げられた堆積物が一面に浮遊し、透視度は悪いところで2mほど。そしてブランコに乗っているように大きく揺られます。まぁ、この浮遊感もおもしろいといえばおもしろいんですが、生きものウォッチング、撮影には最悪の条件。

慣れたポイントとはいえ、これだけ透視度が悪いと無理はできません。アンカーのある大きな根からあまり離れないようにしました。まずはもう半年ほど定着しているハナゴンベ。臆病で岩の隙間を出たり入ったりしているので30cmくらいまで寄るのがやっとなんですが、無数の浮遊物で写真にならず。ベニハゼの仲間でもいないかと岩肌を探していると、ふわっと動くものが目に入りました。見るとカエルアンコウ。腰のあたりの丸いシミのような斑紋はベニカエルアンコウ。急いでカメラを向けて2カット。両手?両鰭で踏ん張っていましたが、うねりに煽られてまた移動。そしてもう一度レリーズしたあと、岩の隙間に身を隠してしまいました。

-16m ベニカエルアンコウ
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そしてエキジット間際には普段は素通りするキイロウミウシも。

-18m キイロウミウシ
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このコンディションでは十分に楽しめないので、1本で終了。

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2017年9月 4日 (月)

2017年8月20日の串本 マダラタルミyg.・アザハタ+ホンソメワケベラ・ 

もともと土日やお盆休みは関係ない仕事。そのうえ今年は4週目に大きなヤマがあり、その準備でほとんど動けなかった8月。一応のメドがたったので、久しぶりに串本に行ってきました。

8月前半、不安定だった天候はここにきて太平洋高気圧が勢力を増し、串本では珍しく、にわか雨もない2日間。19日は午前中、たまった用事を片づけようとしたものの、昼前には暑さでギブアップ。駅近くのお店でゆっくり昼ごはんを食べ、町内唯一?のカフェに行き、友人の家に寄ったりしたあと、防波堤からちょこっとルアーを投げ、夜は星がきれいだったので樫野崎灯台で天の川を眺め、あっという間に1日が終わりました。そして20日は午前中に2本。

1本目 住崎 晴れ 気温28℃ 北の風1.5m 水温28℃~27℃ 透視度15m~20m ほぼ凪

日曜日。たくさんのダイビングボートが出て水中も込み合っているので、普段あまり行くことがない南のエリアに向かいました。ごくありふれたキンギョハナダイもイソバナがバックになるときれいです。

-15m キンギョハナダイ
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南の浅場で見つけたマダラタルミの幼魚。イソバナを中心に周辺を泳ぎますが、近づくと当然向こう側に回り込んでしまうので、思うようなアングルで撮るのはなかなか難しい。

-8m マダラタルミyg.
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ホンソメワケベラにクリーニングしてもらうアザハタ。幼魚でありながらフィッシュイーターのアザハタの口の中に入り込んでも大丈夫だということはどこで学習しているのか?自然の奥深さを感じます。

-12m アザハタ+ホンソメワケベラyg.
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2本目 備前 晴れ 気温30℃ 南東の風2m 水温28℃~27℃ 透視度15m~20m ほぼ凪

ナイトロックスを使っていても2本連続で水深20mを超える砂地で粘ることはできません。ダイバーの集団を避け、目的がないまま広い範囲をウロウロしたものの決め手になるものはなく、アンカー近くに戻ったところで季節外れ?のピカチュウことウデフリツノザヤウミウシ。そこで通りかかったガイドのBくんがマダラタルミを教えてくれました。

-20m オジサン+ホンソメワケベラ
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-15m ウデフリツノザヤウミウシ
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-14m マダラタルミyg
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午後は、ボウズハゼ、ヨシノボリの滝昇りを見に古座川水系 小川の「滝の拝」へ。季節的にピークは過ぎているものの、垂直の岩を一生懸命這い上がる姿を見ることができました。

古座川町 滝の拝 カワヨシノボリ
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ボウズハゼ
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2017年7月29日 (土)

2017年7月27日の串本 タテジマヤッコ・コクテンカタギ・ヒレナガネジリンボウ

近畿地方では梅雨明けの発表後も南から湿った空気の流れ込みが続き、スッキリした夏空が見られない日が続いています。7月27日の串本は時おり弱い日差しがあるものの、朝からほぼ曇り。夕方には一時強い雨が降りました。気温は30℃に届いていないながら一日を通して90%前後の湿度で蒸し暑い一日でした。

1本目 住崎 くもり 気温27.6℃ 北東の風4.5m 水温27℃~25℃ 透視度20m 波高0.5m

エントリーすると水が青い!下を見ると地形がクッキリ。これならちょっと遠出しても不安なし。久しぶりに北の砂地に出て、広い範囲を回ってみました。しかしこれといったものを見つけられず、いつものエリアに戻ってきました。

ここで目についたタテジマヤッコ。これまで写真に撮っていないので日ははっきりしないんですが、春からずっとこのエリアにいるので、おそらくおそらく越冬した個体。春には5cm足らずだったのが、今では10cmくらいに成長。動く範囲も広くなりました。

2017年7月27日 タテジマヤッコ -22m
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タテジマヤッコを撮っているとき、目に入ったコクテンカタギ。沖縄から伊豆あたりまで広く分布しているチョウチョウウオの仲間。生息域のなかでも狭い範囲に集中する傾向があり、串本では沖の吉衛門で多く見られますが、それ以外のポイントでは稀。まだ幼魚で体長はおよそ5cm。

2017年7月27日 コクテンカタギ -22m
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このあと、アンカー近くのハナゴンベを見に行きますが、オーバーハングに基本、こちらに背中を向けているので、時間なく撮れないままエキジット。

2本目 備前 くもり 気温26.6℃ 北東の風4m 水深27℃~25℃ 透視度17m~15m 波高0.5m

午前に比べてやや白く濁りが入ってきましたが、まだまだ十分な透視度。久しぶりに西の砂地エリアを探索。水温が上がって活発になりつつある共生ハゼ探し。そこで見つけたヒレナガネジリンボウ。近寄るとホバーリングをやめてしまうので、思いのほか時間がかかり、結局、広い範囲を見ることができませんでした。

2017年7月27日 ヒレナガネジリンボウ+コトブキテッポウエビ
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産卵後間もない薄いオレンジ色の卵を守るクマノミがいました。

クマノミ+卵 -23m
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アンカーに戻る途中の砂地で、シマウミスズメに寄り添って身を隠そうとするテンスモドキの幼魚。

シマウミスズメ+テンスモドキyg. -22m
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アンカー近くに戻り、ふとコンピュータを見ると減圧サインが・・・2本とも20m以深で張りつくと、ナイトロックスを使ってもこうなっちゃいます。エアを残しながら、時間切れでエキジット。

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2017年7月20日 (木)

2017年7月14日の串本 イロカエルアンコウ・ウミウシカクレエビ・クマノミ・セボシウミタケハゼ

梅雨明けが近い7月14日の串本。朝は土砂降りの雨の音で目が覚めました。

1本目 備前 雨のち曇り 気温25℃ 北北東の風2m 水温24℃ 透視度15m ほぼ凪

エントリーしてすぐに小さなカンパチの20匹ほどの群れがキビナゴを追い回しているのを眺めながら潜降。根の全貌が見渡せる青くきれいな水。まずは聞いていたイロカエルアンコウ探しから。しかし、聞いていた場所で見つからず。あまり時間を使いすぎると他のことができなくなるので、10分ほどで切り上げて東に移動。孵化間近になり、目がハッキリしてきた卵を守るクマノミを撮影。侵入者に対して威嚇しつつ、鰭や口を使って卵を守る健気なクマノミの夫婦。邪魔をしてごめんなさい。

-18m 卵を守るクマノミ
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ひとまわりして再びカエルアンコウ探し。探す範囲を少し広げ、カイメンに寄り添うようにしたクリーム色のイロカエルアンコウを確認。

-18m イロカエルアンコウyg.
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2本目 住崎 曇りのち時々晴れ 気温26℃ 北西の風2m 水温24℃ 透視度10m~12m ほぼ凪

1本目のあと、2本目までのインターバルはおよそ2時間。その間、2日に来た時に見つけていたアオバズクを見に行きましたが残念ながら確認できず。まだヒナの巣立ちには早いはず。この木でおそらく営巣していると思うんですが・・・

午後の2本目、器材をセットするとタンクのバルブ周辺からエア漏れ。ボートにあった予備タンクはエアのみ。減圧覚悟でエアにするか、エア漏れのままナイトロックスでいくか?エアの減りと減圧時間。どちらにしても同じ?結局そのままエントリー。

エントリー後、1本目に見つけられなかったバイカナマコについたカクレエビを見るために備前に移動。今度はピンポイントで聞いていたのですぐに見つけることができました。

-17m バイカナマコ+ウミウシカクレエビ
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住崎エリアに戻る途中、ウミウサギについたセボシウミタケハゼ。

-18m セボシウミタケハゼ
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タンクからはずっとブクブクと漏れるいや~なエアの音。やっぱりエアの減りが早いわ・・・エントリーから30分過ぎにアンカ-周辺まで戻った時点で既に残圧は30弱。聞いていたパンダダルマハゼは断念し、およそ40分でエア切れのためエキジット。直前にゲージを見ながら急いで撮ったヒトデヤドリエビ。

-10m ヒトデヤドリエビ
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2017年6月29日 (木)

2017年6月23日の串本 【1】 レンテンヤッコ・シイノトモシビダケ

今年は梅雨入り後、気温が低めでしばらく雨が降らなかったので、シイノトモシビダケの子実体の本格的な発生が遅れていましたが、ようやく6月20日夜から21日朝にかけては大雨となり、夜の気温もアップ。ほんとうは24日あたりがよさそうですが、休めなかったので23日に行ってきました。

今回はシイノトモシビダケがメイン。昼間に別の用事もありましたが、せっかく串本まで来たんだからと、がんばって早起きして午前に1本ダイビング。できれば前回見つけたフチドリハナダイの幼魚狙いでグラスワールドに行きたかったけれど、残念ながら備前。備前からの移動も頭をよぎりましたが、クダゴンベの情報もあることだし、おとなしく。

1本目 備前 くもり 気温25℃ 東の風2m 水温22℃ 透視度12m~15m 凪

大雨の影響は最小限で、白く濁っているのは表層だけ。5mも潜ってしまえば気持ちいい青い水。まずは最近見つかったクダゴンベの幼魚を探しに行きますが、2日前の大時化で飛ばされたようで行方不明。ここから放浪の始まり・・・クダゴンベを捜すのに中途半端に時間を使ったので、遠出はできなくなってしまい、カモハラギンポ。

12日には産んだばかりでオレンジ色だった卵ははっきり目が見えて、数日中にはハッチアウトしそうな状態。ただ、貝の奥に産んでいるのでストロボの光は回らず、ライトの光を頼りに証拠写真。

-18m カモハラギンポ+卵
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このあともいつものチェックしているポイントを見て回っても、これ!というものは見つけられずウロウロ。エキジット間際に浅場でレンテンヤッコ。温帯域を中心に分布し、串本では普通種です。

-12m レンテンヤッコ
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暗くなるのを待って今度は山へ。マダニ対策のフル装備。蒸し暑い季節には辛いです・・・ライトを消して目を凝らすと・・・数は多くないもののあちこちで淡く光るシイノトモシビダケ。そしてチカチカとヒメボタルが光り幻想的なシーンが広がります。そして、いいかたちの子実体もいくつかありました。よく見るとゴマ粒くらいの光もたくさんあったので、やはり翌日がよかったかな?

シイノトモシビダケ
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2017年6月17日 (土)

2017年6月12日の串本 フタイロハナゴイ・フチドリハナダイyg.

天気はよかったものの南海上には梅雨前線が停滞。予報以上にうねりが高かった6月12日の串本。前日は冷たい潮が入り、水温は16℃まで下がったそうですが、幸いこの日は20℃。午前の緑っぽい潮は午後にはブルーのきれいな潮に入れ替わりました。

1本目 備前 晴れ 気温.21.7℃ 西の風4.5m 水温20℃ 透視度12m 波高2m (うねり大)

大きなうねりのなかエントリー。10m以上見えているものの潮の色は悪く浮遊物も多い。まずは前回見たイロカエルアンコウ探し。数日前、前にいた場所から少し離れた根の目撃情報をもとに範囲を広げて探しますが結局行方不明。次にいつもチェックするクリーニングステーションするも、うねりによる底揺れで、イソギンチャクはゆらゆら。エビさんもゆっくりクリーニングできる状態でなく不発。北のアザハタの根に移動し、数が増したフタイロハナゴイ。

-22m フタイロハナゴイ
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2本目 グラスワールド 薄曇り 気温22.5℃ 西の風5m 水温21℃ 透視度15m 波高2m (うねり大)

午後の2本目。ボートの上から見てもわかるほど水の色が青く変わった!この2時間ほどの間に潮が入れ替わったようです。東の根をひとまわりして何も見つけられず、アンカー近くイソバナでノコギリハギ。おおきなうねりでゆらゆらしていました。

次に向かった北の離れ根で、体長1cmに満たないフチドリハナダイの幼魚を発見!久しぶりのヒット!この1本はこれだけに専念しよう。しかし小さいうえに、臆病なのでシャッターチャンスが少ないうえ、なかなかAFが掴んでくれず苦労して、今回はここまで。これからの成長を見守りたいと思います。

-16m ノコギリハギ
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-19m フチドリハナダイyg.
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2017年6月 2日 (金)

2017年5月29日の串本 【2】 シマウミスズメ・イロカエルアンコウ

2本目 備前 快晴 気温23.7℃ 南西の風2m 水温19℃ 透視度10m 凪

まず、最近現れたというイロカエルアンコウの幼魚。岩肌の低い位置に逆さ向きでついていました。触らず、追い出さずちゃんとした写真を撮るのは不可能。この1本の間、時間をおいて3回見に行きましたが、これが限界。

-22m イロカエルアンコウyg.
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最近チェックしているクリーニングステーション。様々な魚が立ち寄ってクリーニングを受けていますが、今回はシマウミスズメ。透明なので、よくわからない・・・

-19m シマウミスズメ・オドリカクレエビ
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岩肌から糸状の分泌物でぶらさがっているイトカケ系の貝。今のところ種類はわかりません。足が遅い貝。海の中で垂直なドロップオフを下まで落ちてしまうと、元の場所まで這い上がるのが大変なことから身に着けたのがこの方法。海の中は不思議がいっぱいです。

-18m イトカケの仲間(種類不明)
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触覚、二次鰓全開のイガグリウミウシ。

-16m イガグリウミウシ
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2017年5月29日の串本 【1】 ウデフリツノザヤウミウシ・キイボキヌハダウミウシ・アオスジテンジクイダイ 口内保育

28日、SL北びわこから戻り、夕食のあと撮ってきた写真をひと通りチェック。まぁ、撮った時の感触以上にいいカットなんてないんですが・・・その後、23時過ぎにひとつあった用事を済ませたあと、荷物を積み換えて日が変わる直前にスタート。阪和道が延び、深夜に走れば●時間ちょい。この時間に出ても睡眠時間が確保できるのはありがたい。ノンストップで走り、寝る前に飲むビールは最高!

1本目 グラスワールド 晴れ 気温22.7℃ 南東の風4m 水温19℃ 透視度10m 凪

朝からいい天気。そして海は串本では珍しく湖のような凪。しかし一時22℃まで上昇していた水温は、黒潮が離岸傾向で18℃~19℃。なかなか完璧な条件にはなりません。

エントリーした瞬間、「うっ、冷たっ!」潮の色も悪く透視度は10mほど。初夏の陽気で暑いくらいの地上と違い、どんより冷たい水中です。そんな海で元気なのはウミウシたち。この1本でもピカチュウことウデフリツノザヤウミウシを始め、多くのウミウシを見かけました。

-19m センテンイロウミウシ
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-18m ウデフリツノザヤウミウシ
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-20m オトヒメウミウシ
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-18m キイボキヌハダウミウシ
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見たときには卵を咥えていなかったジョーフィッシュでしたが、同じボートで潜ったグループは孵化直前の卵を咥えているのを見ているので、個体違い?それとも巣穴に置いていたのかな?

-15m ジョーフィッシュ
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ジョーフィッシュと同じくオスが卵を咥え、口内保育するアオスジテンジクダイ。孵化直前の卵と既に孵化が終わった卵?持っていました。口で卵を守りつつ、新鮮な水を卵に送り込むため、卵を吐き出す一瞬を待ちます。写真でみると、吐いているように見えてあまり気持ちのいいものじゃないですね・・・エキジット間際。粘りきれなかったのが残念。

-14m アオスジテンジクダイの口内保育
20170529100600

 

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