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2013年8月 5日 (月)

8月2日の串本 【2】 イトタマガシラ・ホシダカラ・クマノミ

2本目 アミハタ(住崎エリア) 晴れ 気温29℃ 西の風6m 風波1.5m 水温24℃~22℃ 透視度10m

2本目は住崎のすぐ東に位置するアミハタ。あまり潜らないポイントなので、これといった目的はなし。緊張感なく準備をしてボートにあがったところでコンピュータを忘れたことに気がついて…すぐに戻れば間に合わなくはない時間でしたが、どこに置いたかはっきりした記憶がありません。時間はエアの減り具合でだいたいわかるし、ナイトロックスを使っているので減圧の心配もない。褒められたものじゃないですが、困ることはないと思ってそのままエントリー。しかし・・・アミハタは今まで5回も潜っていない不慣れなポイント。この透視度でウロウロするには水深がわからなければコンパスだけでは心もとない。無理は禁物。アンカーを基点に単純な動きで済ませることにしました。

緩やかな斜面に沿ってゆっくり水深を下げていくと、目印になる根がありました。ここで目についたユビノウハナガサウミウシ。

-20mくらい ユビノウハナガサウミウシ
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すぐ近くで目に入ったのがキツネウオ系の幼魚。イトタマガシラです。ヤクシマキツネウオのように華やかさはありませんが、地味ながら上品で美しい色の魚です。ベラの仲間やヤッコ類と違い、スッと動いてはピタリと止まるおりこうさん。

-20mくらい イトタマガシラyg.
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ウロウロしていたキツネベラの幼魚。鮮やかなツートーンが遠くからでも目立ちます。

-20mくらい キツネベラyg.
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この周辺は、かつて定置網の固定に使われていた石積みが砂地に点在。そのひとつに殻長10cm近い立派なホシダカラが2個体。産卵が近いのかも知れません。

-20mくらい ホシダカラ
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サンゴにたくさんついているセボシウミタケハゼ。

-16mくらい セボシウミタケハゼ
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この時期、クマノミの幼魚がたくさん見られます。イソギンチャクには大きなペアと様々な大きさの幼魚がたくさん住んでおり、一見仲睦まじい家族のようですが、優位な個体がいなくならない限り、幼魚たちはここでは成熟することができません。いちばん小さな1cmに満たない個体は尾鰭をかじられています。こうして傷つき、泳ぐ力が弱った個体は淘汰される確率も高くなるのです。「きれい」「かわいい」と喜んでいる私たちの見えないところで、生きるための壮絶な競争が行われていることを思うと複雑な気持ちになります。

-16mくらい クマノミ
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