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2012年11月15日 (木)

11月11日 晩秋のSLやまぐち 【3】

11日は、朝からしっかり雨。ホテルから見える山はガスに包まれています。これでは線路端で撮るしかないか・・・一度は仁保地界隈の無難な場所をウロウロしますが、いまひとつピンときません。というのも今から7年~8年前の雨の日。C571が今にも止まりそうになりながら、稜線を越えるところまで白煙を噴きあげ、人が歩くくらいの速度でサミットに向かっていくシーンが忘れられないからなんです。

相変わらず、仁保より奥の山は霧で真っ白。このままの状態だと霧の中を動く黒い物体を見るだけで終わる可能性大。でも、雨を避ければそんなシーンには遭遇できない・・・迷いに迷った末、勝負することに。ふもとにクルマを置いて、雨のなかを線路近くまで登ると誰もいません。時おり山肌を駆けあがる霧であたりが真っ白になり、失われる視界。それからは何度も無難な場所に移ろうかと思いながらも何とか踏みとどまり、通過時間が近づいてきました。

C571は順調に登ってきたようで数分の遅れで小河内トンネルに入る汽笛が聞こえました。その時には5分ほど前からかかっていた霧の塊が線路上から抜けようかというタイミング。「負けたか・・・」と諦めかけた時、トンネル内で空転。同時に音が消え、再びドラフト音が聞こえ始めた時にはピッチがガックリ落ちています。その間に霧の塊は抜け、歩くような速度でトンネルを出てきたC57からは真っ白な蒸気煙が立ち昇りました。

その後、C57は徐々に加速したのが前に見た時との違いですが、直線の前半部分は「あの時」を思い出すのに十分なシーン。グレーの濃い煙も迫力があっていいのですが、個人的には暗い森に浮き上がるボリューム感のある白煙が好み。雨の山中で長く待った甲斐がありました。


2012年11月11日 9521レ 山口線 仁保~篠目
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